黒字になりました

無頓着でいたら赤字家計に。そこから3年で黒字になったお話です。

4年経ちました

この短いブログを書いてから4年が経ちました。
今でもときどき読み返しています。
家族、個人、世界的にも状況は変わりました。
家計は今も黒字です。
貯蓄も増えています。
老後の資金も恐らく大丈夫でしょう。
子供たちの学費もたぶん大丈夫。
あの頃はまだ、そこまでの目処は立っていなかったので感慨深いです。
日々、必死にしていて久しぶりに家計全体を計算して突然達成がやってきた感じでした。

恐ろしいことに、いったん黒字になる暮らし方にすると、月日を経るごとに黒字が増えていくのです。
もちろん一時的に停滞したり危険が訪れたりしたことはあります。
ですがその都度考え直して行動を変えて乗り越えてきました。

収入も増えました。
働く時間は一時期増えてしまいましたが、また元通りにして子供たちとゆっくり過ごせるようにしています。
不思議なことに夫の収入も増えました。
収入が増えた分、こどもの習い事を増やしたり、いったんやめていた新聞は半額くらいの子供新聞を始めたり、赤字家計であれば決してしなかったであろうことを今ではしています。

ときには臨時収入もありました。
もちろん無駄遣いせず、大事に使う分と貯蓄にする分とに分けています。

先行きがわからない世の中になりました。
貯蓄だけでは実質マイナスになるのだそうで、投資をしなくてはならないらしいです。
まだなにもできていませんが、そういうこともできるようになったらまた更新するかもしれません。
まだまだ不安ばかりではありますが、今はひとまず、黒字と目標額達成をかみしめたいと思います。

気になって調べたこと一覧

家計や老後の費用とこどもの教育費について調べたことをまとめます。

・おこづかいの目安
・たまる家計とたまらない家計の特徴
・生涯に必要な金額
・日常的に使うお金の目安
・年収の違いによるお金の使い方とリスク
・景気や世間で売っているものの質や価格の変化

知ろうとしなかったことを思いきって調べました。
情報はたくさんあって、たくさんの人が関心を持っていることがわかりました。
もっと早くに知ろうとすればよかったと思いました。

家計のペースを一新

★ぐち多めの記事です。
要点はこちら
「ステージ2…家計に革命を起こせ?!(笑)プロの見解や一般論を参考にした頃」
https://yukichip.hatenablog.com/entry/2018/05/23/090309


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お時間ある方はよろしければお付き合いください。

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夫には毎月給与明細を出させて、毎月新しいやり方で計算してみせました。
3回目くらいにようやくことの重大さに気付いたらしく、文句を言ってきました。
その後も何ヵ月も何回も妨害してきましたが、そのたびに撃退してきました。
はじめは優しく丁寧に説明していましたが、何度言っても理解を示さずらちがあかないので、ある時からぶちギレながら理解のなさをこき下ろしてやりました。
お金に対するあまっちょろい考えをぶちのめしてやりました。
それからはわりと素直に従うようになりました。
家計簿を付けはじめて1年くらいかかったかもしれません。
その頃にはすべての口座がマイナスにならず、学費の積み立ても順調になりました。

年に一度の税金の支払い、NHKの支払い、誕生日、クリスマス、新幹線での帰省、親戚の子どもたちのお年玉、慶弔費、誰かへのおもてなし、お礼。
どれも大丈夫です。

ようやく、生きていくときに必要なお金が少しは分かるようになったと思います。

長期的な家族のお金を試算

★ぐち多めの記事です。
要点はこちら
「ステージ2…家計に革命を起こせ?!(笑)プロの見解や一般論を参考にした頃」
https://yukichip.hatenablog.com/entry/2018/05/23/090309


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長期的なことも調べました。
老後の蓄えや、こどもの学費のことです。
わが家の蓄えも調べようと、すべての口座の金額を調べ、現金も数えました。
予備でとっておいた現金が見付かれば、こどもの将来の学費のためにどんどんこどもの口座に入れていきました。

老後の資金の一般的な金額は、調べてもはっきりせず状況によって結構差があるようでした。
まずは今、住んでいるマンションの共益費が高いので、その数十年分を計算しました。

一般的な最低限の学費をもとに不足分を計算しました。
自宅から国立大の場合の金額です。
学資保険とこども手当てと貯金を足しても足りない分が不足分です。

なんとか自分のわかる範囲でやろうとしてきましたが、夫の給与明細と貯金額も知らなくてはどうしても現実的に可能な今後の計画ができませんでした。
なんとか説明しておどしたりなだめたりしてようやく、それらを揃えました。

とりあえず、順番的に老後の蓄えを増やすより先にこどもたちの学費をなんとかしなくてはなりません。
学費の不足分を毎月積み立てる計画を立てました。
学費の不足分は今ある貯蓄を回せばいいと夫が言い出しましたが、老後の資金に取っておかなくてはなりません。
収入のある今のうちに毎月積み立てるなら、老後の蓄えというはっきりしないものよりも、こどもたちの学費というはっきりしたもののための方がやりがいがあると思ったのです。

老後は限られた金額で暮らすことになります。
夫はもう50才に近かったので、今のうちから一日も早くそんな暮らしになれておかないと必ず老後破産すると思いました。
そんな暮らしに慣れてからなら、老後に必要な資金額もイメージできるのではないかとも思ったのです。

固定資産税を毎年払う度に、夫が貯金を削っていたことが判明したので、その分も毎月積み立てる計画を立てました。
まずは貯蓄を死守する体制を作ることが、老後の貯蓄の第一歩と思いました。

給与明細をもとに、大人のおこづかいの金額をインターネットで見たファイナンシャルプランナーのアドバイスをもとに、収入の約8~10%に設定しました。
そこから個別の通信費などを引いた残りを家計に入れるようにしました。
これが家計の「収入」になります。

約3ヶ月の家計簿をもとに生活費の予算を立て、学費や固定資産税の積み立ても盛り込みました。
通帳の書き込みを見直して、NHKの支払いなど年に一度とか半年に一度の支払いを別のシートに書き出して計算しました。
こちらは思ったより金額が少なかったので積み立てには盛り込みませんでした。
これが家計の「支出」になります。

すると、不思議なくらいぴったりできそうになったのです。
びっくりして、ファイナンシャルプランナーの記事と家計簿を何度も見返しました。

これはなんとしても夫を説得しなくては、と思いました。

夫のおこづかいは半分くらいになります。
拒否してくるでしょうが、こちらはたくさんの根拠があるのでなんとしてでも通そうと思いました。
最初は今月だけだろう、と勝手に思っていたようです。

プロの意見を参考に、家計を改革期間

★ぐち多めの記事です。
要点はこちら
「ステージ2…家計に革命を起こせ?!(笑)プロの見解や一般論を参考にした頃」
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家計のチェックを始めた頃は、いくら使っていくら残ったかを気にしていました。
それから1年後くらいに、だいたいいくら使うかがわかってきた頃に予算を決めて何に使うかを決める、ということをだいたいの感じでやってみました。
その後、家計簿を付け始めたときはもちろん予算を決めました。
品目別にきちんと付けたので、食費はいくら、外食はいくら、などというものがはっきりしました。
すると、食費や生活用品といったものは世間一般からしてもまずまず押さえられていることが分かりました。

なのに、ちょっとした予定外の出費があるとすぐにマイナスになってしまっていたのです。
「ちょっとした予定外の出費」というのは、こどもの靴がいきなり破れたとか、そんなものです。
それくらい余裕見て予算組まないとダメですよね。
家族で充分生きていけるけど、それ以上は何もできない状態だったということです。

これは困ったな、ということでインターネットなどで家計の相談などを検索して回りました。
ファイナンシャルプランナーのアドバイスがたくさん見つかってとても参考になりました。
いろいろ試した後でしたし、感じ方も変わっていたので素直に読むことができました。

そこで気付いたのは、もしかしたら収入が少ないのかも、ということです。
私が会社員をやめてパートになったからだろう、やれる算段があったのにうまくいかないのは私のやり方が悪いからだ、と心のどこかで思っていました。
ですが、もしかしたらそのせいばかりではないかもしれない、と気付いたのです。

そこで、私が会社員立った頃も含めて数年前からの通帳を見直しました。
自分の通帳と家計の通帳どちらもです。
すると、私が家計に入れている額の減少具合より、夫の額の減少具合の方がずっと激しかったのです。
子どもは増えたし成長しているので出費が増えているのに、家計の収入が減っている。
しかもどちらかというと夫の方が減っているのです。

夫は節約に協力はするもののどこか他人事で、家計で節約していろいろ我慢しているのに、自分のお金でなら平気でいらんものを買っていました。
わたしのせいで家計が苦しいと思っていたので、夫のおこづかいは減らさないように気を付けていました。
が、そんなことも言っていられないどころか、もっと自覚を持たさないと家庭内で経済格差ができても当たり前だと勘違いをし始めているようでした。

夫に状況を話してみましたが、ちっとも要領を得ません。
聞く耳を持たないのです。

お金の認識改革と家計簿開始

★ぐち多めの記事です。
要点はこちら
「ステージ2…家計に革命を起こせ?!(笑)プロの見解や一般論を参考にした頃」
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新しい職場では、請求書の処理を教えてもらい、主担当になりました。
初めてで意味がよくわかっていなかったので、ちょっと違うパターンが出てくるとよくミスをしました。
同じ部署で教えてくれた人もよくわかっていなかったので、経理の人から直接注意されるようになりました。
ちょっと怖い人でしたが、いろいろと分かりやすく教えてくれたのでとても勉強になりました。

経理の人は目の前の席だったので、いろんな部署の人が請求関連のことで怒られているのを見ました。
現金は1円も残らず数え直していました。
経営部門の偉い人たちも怒られていました。
会社として成り立つためには、いろいろきちんとしないといけないらしいのです。

こんな風に経理のプロの仕事ぶりを間近で見るようになってから、家計への意識も変わりました。


お金って、なんとなくで扱うものではないのではないかもと思ったのです。


いつも身近にあって毎日使っているから、まあそんな感じで~、ぐらいに扱っていたけどそれは間違いかもしれないと思いました。

そこで、家計簿を付けてみようかと思い付きました。
家計で買ったものを1つ残らず書き留めてみることにしました。
家計簿はExcelで自作しました。
分け方は一般的なものをそのまま使わず、自分が分かりやすく、目標をたてやすいようにしました。

例えば、外食したときのお金やお惣菜やお弁当を買ったら、食費ではなく「外食費」。
お菓子やアイス、ジュースは「お菓子代」。
クリーニング代はなに費にもせず「クリーニング代」。
母の日や敬老の日、帰省の時に持っていくおみやげ、誕生日プレゼントは「プレゼント代」。
遊びに行ったときの交通費も、試合や保育園の送り迎えのバス代もまとめて「交通費」。
映画やおもちゃ、動物園などの入場料は「遊び」。
お出かけ先での食事やコンビニご飯は「外食費」。

というように、一般的な分け方とはちょっと違うけどわたしには感覚的に、どこで無駄遣いしたかが分かりやすくなる分け方にしました。

・収入と支出
・収入の内訳

・支出の予定と実績
・支出の予定と実績の内訳(食費とか交通費とか)
・支出の予定と実績の詳細な内訳(野菜とか米とかシャンプーとか)

・支出の予定と実績の差分
・収入と支出の差額の予定と実績と内訳(収支。ここがプラスになる暮らしを。)

買ったものは10円単位で品目別に数と金額を入力し、残金などが自動で出るようにしました。

予算を立てて暮らし、月末に1円でもプラスになれば黒字です。

家計簿は今も続けています。
このときは赤字に気付いて1年半くらいでしたので、無駄遣いはだいぶ減っていたので家計簿を付けることができたのです。

実は結婚してから何度か家計簿を付けようと思ったことはあったのですが、1度も続きませんでした。
品目のわけ方がピンとこなかったのと、無意識に買っていたことが多く、書く量が多かったせいだと思います。
もし家計簿を付けたいけど続かないというときは、買う回数を減らして、品目は好きなように分けるといいと思います。

【家計簿を付ける】
1.1つ残らずごまかさないで付ける。
2.自分が納得できる分類をする。
3.細かく付けるが、10円単位くらいで。

ステージ2…家計に革命が?!(笑)プロの見解や一般論を参考にした頃の気付き一覧

ステージ2はいよいよわが家の家計に革命が起きます(笑)

それまで地道に節約をしてきましたが、ひょんなことから私にお金に関する意識革命が起きたのです。
私の意識に革命が起きても家計は家族のものですから、そう簡単には変えられません。
わたしの強い決意と夫の旧態依然とした考えとの間に軋轢が生じます。
次回からはかなりぐちっぽい記事が4つほど続きます。
その前に意識改革の要点をここにまとめます。
グチに付き合ってられない方も、こちらを見ていただければ伝わるかと思います。

【家計に対する意識の変化】
・それまでは自分のおこづかいの管理しかできていなかった。
・家計がうまくいかないのは自分のせいだと思っていた
・全体を見ないとよくならないことに気付いた
・まずはじめは事細かにチェックが必要だと気付いた
・お金を使うのも管理するのも、気持ちではなく数値だけの問題だと気付いた

これらに気付いたことで家計は大幅に変わっていきました。